県アマ、シニアの部でメンバー様が優勝しました!!

2013/05/26

鈴木正剛が初優勝

'13 05月24日
神奈川アマチュアゴルフ選手権2013シニア男子の部(55歳以上)決勝が大磯町のレイクウッドゴルフクラブ・西コース(6750ヤード、パー72)で行われ、164人が18ホールストロークプレーで競った。トータル74に4人が並んだが、マッチングスコアカード方式で鈴木正剛(横浜)が初優勝を果たした。
鈴木は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギー。前半のインを通算2アンダーで折り返し、アウトも40でまとめた。
鈴木は9月に福岡県で行われる日本スポーツマスターズ大会の県代表選手として推薦された。
また、上位3人は6月3日に相模原ゴルフクラブ・東コースで行われる男子の部決勝への出場権を獲得した。これで167人の決勝進出者が出そろった。


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シニア決勝成績

「娘に負けず良かった」
良きライバルから祝福のメールが携帯電話に届くと思わず頬が緩んだ。送り主は娘の章古さん。1999年に女子の部を制している長女とともに腕を磨く鈴木が初挑戦で優勝をつかみ、「うれしい。娘に負けないで良かった」と幸せそうな笑みを浮かべた。
2アンダーで前半を折り返すと、ハイライトはアウトの7番(177ヤード、パー3)だった。直前の6番で1メートルほどのパットを外し、痛恨のダブルボギー。それでも「ここで切り替えられた」のが大きかったという。第1打でグリーンを外し、2打目でグリーンを捉えたもののピン奥2メートルの微妙な位置へ。「入れなきゃ優勝はない」と自らを奮い立たせ、下りのラインを見事に沈めてパーセーブ。崩れそうなところを必死にこらえ、栄冠に実らせた。
62歳。両親の影響でゴルフを始め、高校、大学でも部活動に打ち込んだ。ただゴルフが楽しくなってきたのは、章古さんに教えるようになってから。「上達するのを見るのがうれしくて」。やがて愛娘は神奈川代表として国体で活躍するまでに育った。
関係者の間では「アッコのお父さん」で通る鈴木正剛。「でも今日から変わるかも・・・」とにやりとし、全国から精鋭が集う日本スポーツマスターズに向けて「神奈川に優勝を持ち帰れるように、しっかり練習する」と気合を入れた。(神奈川新聞・田辺里奈)